ペルソナ5Rの感想
初めて、ちゃんと家庭用ゲームをプレイして、クリアしたかも。
ゲームシステムもストーリーも面白くて、UIやBGMもおしゃれでずっとプレイしていたくなる。
(Setting画面のモーション、主人公が着地に成功する時と失敗するのと2パターンあることに2週目で気付いた！細かい！)
どのキャラクターも、個性的で魅力的なのにどこか共感できる悩みや短所があったりして、あんまりリアリティがあるから、本当の友達や知り合いみたいに感情移入しちゃった。
それぞれの悩みが多種多様で、急に全てを打ち明けてもらえるわけじゃなくて仲良くなるうちに段々話してもらえるようになるのも、本当の人間関係と同じだなと思った。
明智くんの話
オタクの私が一番好きなのはアケチくん。
他人の理想通りに振る舞える器用さ、でも自分が本当に求めていたことには向き合えない不器用さ。
清廉なイメージと辛辣な本性。性癖である。
パッケージ見て、やっぱ裏切り者ってこの子なんだろうな…裏があるんだろうなとは察しがついたけ、オープニングムービーとか他のキャラクターを見てると、アケチくんにもきっと背景とかもあるんだろうなと思って。
目立たないよう変装したり一緒に銭湯行ったり、私は楽しくて思い出深いけど、アケチくんはどう思ってたのかなあ。実はほんの少しくらいは楽しかったんだといいなあ。
本性を曝け出したアケチくんと一緒に、最後のシゴトができて本当に良かった。
丸喜先生がそれぞれの望む現実って言って、「イヤこれ、『本物のアケチくん』と一緒に潜入できてる、まさにこれプレイヤーの私が望んでた現実ですが…」と思ってたけど、主人公本人が望んでた夢だったってわかって、すごくびっくりした。
なんでアケチくん無事だったんだろ？良かった〜。としか思ってなかったから、まさかアケチくんが『本物じゃなかった』なんて全然気付かなくて、すごく悲しかった。
本当の最後、丸喜先生のペルソナに撃ち込むのを自分で操作しないといけないのがつらかった。
これを撃ったらアケチくんは消えちゃうんだ…と思ったら、すぐには押せなかった。あの瞬間は主人公そのものの気持ちだった。
アニメやマンガなら、その瞬間がひどく長く感じた…みたいに表現されるやつだ！
(統制の神にとどめを刺す時も自分で操作だったのかな？その時は何のためらいもなく押したから記憶になかったのかも。)
エンディングを見るにアケチくんは実は無事だったのかな？そうだといいな。
分岐によって真剣勝負が叶う日が来るのかな？
双葉の話(ものすごく生々しい個人的な話)
双葉は親類の女の子Aにすごく似ている。
まず見た目がそっくり。17歳くらいの頃のAは金髪に黒縁メガネ、あどけない表情の美少女だった。秋の服装なんかそのまんま。(よくモッズコートとショートデニムを履いてた)
Aも、小学校に馴染めず、その頃のストレスも重なり、外を出歩けなくなった。
沢山活動するとぶっ倒れて数日寝込む双葉の姿に、Aが重なった。
友達との海、困った時に助けを呼べる仲間、遠く離れた友達との仲直り、高校に行くのを自分で決めたこと。双葉のエピソードやコープは、Aがうまくいっていたらこんな感じだったのかな、というIFを見せてくれた。
それと同時に、Aのパレスに入れれば、シャドウと話せれば、彼女の苦しみのカタチやどんな救いが欲しいのか理解できたのかな。心の怪盗団に私も依頼したかった…！とすごく思った。
(Aの両親は誠実に娘を愛しているけど、当時ベストな対応はできなかった)
双葉の絆10コープで、毎日が楽しい。明日が楽しみ。いのちをくれてありがとう。(要約)と言われた。
Aは、毎日つらい。明日が来るのが辛い。死んでしまいたい。とよく泣いていたから、私はAが双葉のセリフを言ってくれたような錯覚に陥って、声を上げて泣いてしまった。
心の怪盗団のみんなは、何かしらを失っている。
私自身は、Aとの関係を失ってる。数年前までは仲良くてたまに遊んだりしていたけど、今は絶縁に近い状態にある。
今Aは少しずつ成長して生きやすくなってるらしいと彼女の両親からたまに話を聞かせてもらう。
Aとまた会える日はもう来ないと思うけど、Aがゲームの中の双葉みたいに、Aらしく楽しく過ごせることを祈っている。
アイマスシリーズのこと
アイマスのこと、覚え書き
2年前くらい？フォロワーさんからシンデレラのBDを借りたところから私のプロデュースは始まった。
きらりんを一目見て好きになり、回を追うごとに尊敬と愛情の念を持つようになり、人生で初めて女の子のキャラクターをガチで推すこととなった。
まだライビュしか行ったことないけど、そのときはどんどん涙が出てきて、楽しくて、眩しくて、愛おしくて、元気がたくさん湧いてきて、だけど遠く感じなくて、きらりんと会ってお話したかのような、暖かい気持ちになったことを覚えてる。
だけどもちろんどのアイドルにもとっても思い入れがある。それぞれの長所と短所、気持ちの流れや行動が彩り鮮やかで、もう本当に、もはやキャラクターではなくてそれぞれがひとりの女の子だから。
わたしは勝手にカテゴライズしてしまうよくない癖があって、それだと、頑張り屋で明るくていい子な卯月ちゃんは、意地悪なライバルに妨害されて悩んでも仲間に支えられてうまくいくし、きらりんは単におしゃれで優しいちょっと不思議な女の子だったと思う。
でもシンデレラガールズにおいて、卯月ちゃんは意地悪なんてされなくても自分の方向性の曖昧さで潰れかけるし、きらりんのあのキャラクターは自分のコンプレックスを彼女なりの優しさで解決しようとした結果。みんなと仲良くしたい、おっきい自分を怖がられたくない。あとそれを一目で見抜いちゃう杏ちゃんね…。
デレステコミュでもはや推しとか関係なく大泣きしてしまう。全員愛おしい。
あとあんきらのコミュは第三者目線でPそっちのけなところも好き…あんきらワールド……
そんなこんなですっかり虜になった私は、元祖なんだし見とかないとなあとアイドルマスターのアニメを見始めた。(dアニメストア)
この期に及んでどうしても「私の想像してた普通の男性向けアニメ」にカテゴライズしてしまい、この子はツンデレね、ボクっ娘ね、ふんふん…と見ていたけど、こちらもそりゃやっぱ普通じゃない。ていうかそもそも普通の男性向けアニメってなんだろう。失礼なお話だ。(わたしはほとんどそれまで、少年漫画原作のアニメしか見たことなかった)
いおりんの、押し付けがましくない本当の優しさ。やよいちゃんの弟や志保ちゃんへの接し方。単なるツンデレお嬢様じゃない！
幼く見える見た目や普段の言動だけど、本当に大切な局面では、だれよりも冷静で場をまとめようとし、でも決して出しゃばらず仲間を信じてる。大人でもなかなか出来ないよ。
りっちゃんの、プロデューサーでありでも時々アイドルでもある不思議な立ち位置の素敵さ。そうとなればどちらもこなす彼女の真面目さ。
アニメPにも私にも見せる、ふとした瞬間の年齢相応な面や弱音を吐いちゃうところ、本当にかわいい…
貴音さんの、謎は謎のままの魅力。普通ミステリアスなキャラクターって、メイン回で意外な一面や過去が明かされるものじゃないんか！
真くん…真く……真ちゃん！！！！真ちゃん！！！！
初見本当に男の子にしか見えなくて、アニメではあまりのかわいさにどうにかなり、アイマス2ではこの子もしかしてものすごく儚い女の子なのでは？とやっと気づいた。
自分の理想と似合うもの求められるものとの合間で悩みながらも、目の前の人への思いやりゆ優しさを忘れず。
時には相手を気遣い過ぎて一歩引いちゃうような時もあって。
可愛くなりたいけど、それだけじゃなくて大切な人を守れるかっこよさを持っていたいって、話してくれた時は彼女の奥深さに驚いた。あの時の涙の美しさを知った時、わたしは完全にアイマス2世界のPと同化した。真はあの頃俺のこと好きだったと思うよ…？真ちゃんと向き合うわたしPは男性なんだ…
そんな中にあって、春香ちゃん、彼女がどんな子なのか、アニメの物語がだいぶ進んでもよくわからなかった。
千早さんの為に動いてる様子を見て、優しい子だけどあんまり器用じゃないというか、うまく立ち回れないのかな、まだ17歳だもんね…と思ったくらいで。
最終話近くなってやっと少しだけ分かったのは、彼女がよく口にする、みんなで一緒に。楽しく仲良く。
聞こえも良く、いかにも主人公らしく、いかにも明るくて優しい女の子らしいこれ。
これが、本当の本当に彼女の願いだってこと。
それがやっと分かりかけて、春香ちゃんかわいいすごい……ってなったタイミングで見たのが、ムビマス間に合わなくて、EoJだった。
ものの数分なのにものすごい可愛かった………………
そしてEoJで北斗くんを好きになった。
そのすぐあとムビマスを借りて来たんだけど、その時もう春香ちゃんを好きになっていた私は、本当にあまりの可愛さにどうにかなっちゃう…なんだこれ…ってなった。
仕草や眼差しや、声、息遣い、全てがかわいい……………かわいいしかない……………爪が桜色でかわいい………誰とお話しする時もその人をまっすぐ見て、でもそれが覗き込むみたいなかわいさで…お話しする合間に、ふふ、とも、えへ、とも違うなんかすごいかわいいちっちゃな笑い声が漏れてる………………千早ちゃんにあの朝言った、可愛く撮ってね、冗談だよってあのあれがかわいすぎて本当に可愛い、千早ちゃんじゃなかったらどうにかなってた
最強のかわいさ、もはやかわいさの暴力、細胞全てがかわいい春香ちゃんだけど、彼女のすごいとこはそんなふんわりしててかわいくてみんなとの輪をすごく大切にしてるのに、自分の意志と覚悟がちゃんとあるところだと思う。
矢吹との他愛もない会話の細かなことまで覚えていて、迎えに行くこと。全員を連れて行くって決めて、それをやりきるところ。
あんなにきゃしゃで儚げな普通の女の子なのに、すごいよぉ
アイマス2やってて思ったのは彼女は本当の本当にあざとい……………あざとすぎる………たぶん本当に彼女の身体はお砂糖とスパイスで出来てる、世界の全てを手に入れる大富豪の王になって春香ちゃんをお嫁さんにしたいけど、そんなことじゃ彼女を幸せにすることができないので、何度転生してもわたしは春香ちゃんとは結ばれないのだ
エムマスくんの話
アニマスの運動会の話で初めて存在を認識した(当時ゲームはしていなかったし2話でぶつかる冬馬くんも意識してなかった)
イジワルそうだけどかっこいいし、フォロワーさんに越境ＣＰの事も聞いてどんな子なのか少し気になった。
基本的に腐女子の私は、少年まんがにしろ乙女向けにしろ、男の子ばっかりが出て来る作品のなかでBL二次を嗜んでいたし、「男性オタクは男性向けの女の子ばっかりが出て来る作品の中で百合やモブのエッチな二次を楽しむものだと思ってた」失礼極まりないですよね本当に。すみません。
なので、女の子ばっかりが出て来る作品に男の子が、しかもこんなにかっこいい子達がライバルとして出てくる事にすごく驚いた。
(結局よくは知らないけど初めてゲームのライバルとして出てきたときはすごい反発があったらしいけども)
可愛い女の子はもっと可愛くみえるし、かっこいい男の子はもっとかっこよく見えるなって思った。
背丈も体格も声も、魅力のアピールのしかたも、いろんなものがお互いにすごく際立つ。
どうしてもどのジャンルでもアニメを楽しみたい派なので、この子たちの活躍をアニメでもっと見たい！と思ったのがちょうど、sideM放送直前だった。
EoJのJupiterは本当にかっこ良くて、アニマスの中より人間らしくて、普通の雑談をしていたりして、あんなにかっこよくて頑張っているのに普通の男の子の面もあるってことを知れて良かった。
その中でも特に伊集院北斗くんは常に物腰穏やかでどんな相手へも敬意を払っていて、メンバーにも優しくて、でも熱い想いを持っていて、自分はこうしたいって想いをきちんと行動として体言していて、すごいなって思った。
突然だが私はこれまで自分のちんちくりんな見た目やセンスのヤバさやズボラさ(いわゆる女子力が低い)から、かっこいい異性をかっこいい！って言うこと、真正面から見つめることを避けてきたように思う。
アニメや漫画でも、かっこいいキャラクターはBLの攻めであり、私の存在はホコリとか空気清浄機とかお惣菜屋さんのおばあちゃんだったので真正面から見つめるのとは少し違っていた。
自分が好き！って思う男性は芸能人でもリアルメンでも、芸人さんだったり独特な人だったり、いわゆるイケメンではないタイプだった。
色々考えた結果私は北斗くんと恋愛したいわけじゃないとは思うんだけど…。
でもわたしが、単純に1人の優しくてかっこいい男性に、私という人間が真正面から向き合ったのは本当に、10年ぶりくらいだったのだ。
なんてことはなくて、単なる気持ちの問題なんだけど、私は何となくこのままだと良くないなあとつっかえてた物を取っ払ってもらえたような感覚だった。
顔が悪い分、人を不快にしないように気にしすぎて人と喋れない性格になったし、年齢を重ねて少しは割り切れるようになっても、顔が良くない人間には魅力は無いと、ずっと潜在的に思っていた。
北斗くんはもちろん顔はめちゃくちゃ神話級にかっこいいけど、彼の魅力は見た目だけじゃなくて、礼儀正しさ、努力している人全てが美しいと言い切る感性、相手が思わず受け取ってしまうようなさりげない思い遣り、そしてそれを当然のこととして負担とも思っていない余裕、何より、危ういくらいにJupiterを大好きでたゆまぬ努力を続けているところ。
バランスを取るのが上手な彼が、Jupiterの2人へ向ける気持ちや言葉は本当に思い入れの強さを感じて、少しずつ心配になっちゃうくらい…！
わたしはいつだっておっきな声で言いたい！わたしは、北斗くんのこと、優しくてかっこいいから、大好き！
Jupiterのこと
思い込みのこと
男と女は違うもの。住み分けるもの。と今まで潜在的に思っていた。アニメなどのジャンルでも、リアルワールドでも。
恋愛経験が乏しい事もあって、また男友達が少ないこともあって、男女の間に恋愛以外の感情があるって事が結局うまく分からなかったのかも知れない。
だけどアイマスシリーズって、そんな事関係ねえ！！ってすごい思える。
男女の違いは良い事だってある。ハンズコラボで女の子たちとてんてるが同じコンセプトの衣装で同じ並びで立っていて、もともと可愛い卯月ちゃんの可愛さがものすごく際立って見えて、くるくるの髪の毛や柔らかそうなほっぺ、しなやかな脚や憚られますが胸の膨らみに、ものすごくドキドキしてしまった。春香ちゃんの可愛さは言わずもがなだし未来ちゃんはまだあどけない感じで……そしててんてるはもともとかっこいいのに特にまだ10代の女の子達と並んでるから頼もしさや直線的な身体のラインや足の長さや髭の髭さや短髪の爽やかさがすごいかっこよくて…………………全員並べたいよ………すごくない？推しでいえば春香ちゃん1人なのにそういう事じゃないんだよ全員集合してほしいよ我が家に、とりあえず出来るだけ買った
初星で知らない男性Pがフラスタの場所について普通に親切に教えてくれた。
サード幕張で名刺交換した Pが、Jupiter8年待ってたってお話を聞かせてくれた。
イベントですごい少女まんがみたいな越境カプの本を出したんだけど、買ってくれたのは殆ど男性で、幕張のお話も沢山した。
知らない人、特に男性と、そんな風に思っている事を心から語り合えるって知らなかったから、すごく嬉しかった。
あと数少ない男友達にサドライライビュ付き合ってもらったら公演終盤で聞いたこともない嬌声を上げ握野くんの中の方に恋してた。握野君はすごい。
えむますくんは軽く嗜む程度だったはずの女も永遠なる四銃士をライビュで見た次の週くらいには雨握アンソロ参加を決めてた。握野くんはすごい。あとその女は越境カプにもはまりかけてる。握野君はすごい。
